寺院名 | 吉林山 杜若寺 |
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所在地 | 〒664-0864 伊丹市東有岡5-127 |
TEL | 072-782-6991 |
FAX | 072-782-9511 |
寺務受付時間 | 9:00~17:00(火曜日は寺務受付は休み) |
開門・閉門 | 8:00~18:00 ※年中自由にお参りできますが、時間外の墓参をご希望の方はご連絡ください |
開基年 | 万治3年(1660年) |
本尊・持仏・寺宝 | 丈六木造阿弥陀如来座像(万治年) |
年間行事 | 春・秋彼岸入りの日、午前11時より水子施餓鬼会 |
特別行事 | 「万灯会」毎年8月19日、夕方5時より施餓鬼会と共に行う |
天正七年、伊丹「有岡城」が織田信長に攻められ落城し、城主荒木村重一族郎党が徹底した残酷な処刑により
670余名が成敗され、杜若寺の地には300余名の婦女子が埋葬されました。 この哀れな霊をなぐさめるため、桜町天皇の寛保二年より墓地に、「一萬の灯明」を点じて供養する法要が行われ、
今日まで“277年”の永きに亘って脈々と続いている伝統ある行事であります。
またこの城攻めに信長はありとあらゆる物を焼き払う焦土戦術の挙に出、特に杜若寺辺り一面広漠たる焼野が原と
化したので後世この寺を焼野(やけの)杜若寺と呼び伝えております。
お盆は仏教の父の日・母の日・祖先の日です。またこの「萬灯会」の縁日には古より「地獄のフタが開き、彷徨える
霊魂が成仏し、施主各家には、この日墓参すれば四万六千日参詣したのと同じ功徳がある」と言い伝えられています。
どうか、「萬灯会大施餓鬼法要」にお申しいただき、共に法要をお勤めください。
日時・場所 :
毎年8月19日 夕方5時より 杜若寺本堂にて
写真提供 : 大塚家末裔/写真家 大塚 勝久